採用担当が語る「メカトロニクス・エレクトロニクスエンジニアの転職事情」

VSNの採用担当者が、多くのエンジニアから直接聞いた「他社とVSNとの働き方の違い」について解説します

VSNには173名(2015年4月1日現在)の中途入社メカトロニクス・エレクトロニクスエンジニアが在籍していますが、その出身企業は主にメーカー、派遣会社などで製品開発(機械・機構設計・回路設計)、生産技術、解析などに携わっていた方々です。日々多くのメカトロニクス・エレクトロニクスエンジニアと接する採用担当者だからこそ知っている、他社とVSNでの働き方の違いについて、出身企業別に解説します。

メーカーとVSNの違いについて

VSNとの現状比較

VSNには、メーカー出身のエンジニアの方が多く応募して来られます。私たちがエンジニアの皆さんから伺うお悩みは、メーカーの規模によっても異なりますが、概ね下記の通りに分類されます。

大手メーカーに勤めるエンジニアの声
組織規模が大きいため、希望の配属が叶わずやりたかった仕事ができない
管理、手配の仕事が多くなり、技術から離れてしまう
中堅・中小メーカーに勤めるエンジニアの声
部分的な開発が多く、設計や開発の自由度が低い。コスト・納期の要求が厳しく業務負荷が高い
設計以外の周辺業務が多く、技術力の向上が叶わない
経営が不安定で、将来に不安がある

VSNは大手メーカーを中心としたお客様から、市場ニーズに沿ったプロジェクトを受注しているので、最先端の開発業務に携われる機会が豊富です。構想、設計、量産まで一連の工程に関われ、最終製品に近い現場で働けることをVSNへの入社の決め手とされるエンジニアも多くいらっしゃいます。また当社では、エンジニアの希望をヒアリングした上で、プロジェクトにアサインしていきます。ご自身が身に付けたい技術や“やりたい仕事”に携わりながら、ご自身のキャリアを形成していくことができる環境だと思います。経営的にも、VSNは世界最大の総合人材サービス企業・アデコグループの一員として安定した経営基盤の下、順調に成長しておりますので、ご安心ください。

VSNとの将来性比較

メーカーは、自社製品があることが強みであり、設備も人も多く抱えてきました。一方、新興国メーカーの台頭が著しい昨今、開発スピードや市場ニーズの変化に柔軟に対応することが求められています。そのため、製造の全工程を抱えている大手メーカーのエンジニアは、事業環境の変化に応じて、製造ラインやフィールドエンジニアの部署に異動となるケースもあります。熾烈な開発競争の中、市場ニーズが高い製品に人員や資本を集中させなければ生き残ることができず、エンジニア個人が想い通りのキャリアを描くことが難しくなっていくと考えられます。

VSNは、自社製品を持たないかわりに常に市場ニーズの高い最先端のプロジェクトを手掛けるようにしていますので、景気に左右されにくく、経営も安定しています。正社員として安定した環境で働きながら、エンジニアとして目指したい姿になれるようなプロジェクトで、技術を磨いていくことが可能です。

VSNで活躍できるフィールド

例えば、自動車業界において、以前は1車種の開発に7~8年を要していたのが、最近では3~4年まで開発期間の短縮化が進みました。また、扱う技術もガソリン→ハイブリッド→電気とシフトし、メーカーのプロパーエンジニアが持っていない新技術が求められるようになりました。こうした変化を支えているのは、VSNのような外部パートナー。全てを内製化していた時代から、より大きな変化が起きているのです。

VSNには、メーカーでの様々な経験が活かせる環境があります。例えば、液晶テレビの電源回路を担った経験は、自動車業界のハイブリッド車の開発に応用することができます。1つのメーカーでは扱える製品に限界がありますが、VSNはあらゆる産業にお客様がいらっしゃいますので、垣根を超えた開発業務に携わることで、エンジニアとしての幅も広がります。

設計や、プロダクトマネージャー、プロジェクトリーダーのご経験をお持ちの方は、VSNの豊富なプロジェクトで存分にご活躍いただけます。当社では、エンジニアと共にキャリアパスを考え、一人ひとりのキャリアに合わせて、技術力やマネジメント力を高められるプロジェクトへの配属を進めています。また、現在は設計以外のポジションに携わっている方でも、VSNの研修設備で技術を習得していただけます。

派遣会社(一般派遣含む)とVSNの違いについて

VSNとの現状比較

現在他の派遣会社にお勤めで、VSNへの転職をお考えのエンジニアから伺うお悩みには、下記のような内容が多くなっています。

派遣会社に勤めるエンジニアの声
案件が終了したら、次の仕事が無くなってしまった
一人で派遣されることが多く、会社とのつながりが薄い
待機中の給与が少なく不安定。教育制度や福利厚生も不十分

その他、何年間も業務工程が変わらず技術の主流から取り残される、エンジニアとしてのステップアップの機会がないなど、派遣エンジニアの悩みは多岐に亘ります。

他社派遣会社とVSNの働き方において最も異なる点は「チーム派遣」のスタイルです。チームメンバーがお互いにフォローし合える体制を整えています。また、エンジニアの上司は、技術が分かるエンジニアが務める体制ですので、公正な評価を受けられるように配慮しています。当社はエンジニアのキャリア形成を会社も一緒になって考えます。

VSNでは派遣先に配属される前の待機・研修期間でも給与は100%支給されます。他社では給与が減額されることが多いと聞きますが、当社は社員が安定した生活をベースに、業務に取り組んでいただくことを優先しています。教育研修も充実しています。VSNが自社保有するトレーニングセンターでは、各種実機を用いた実践的な研修メニューが揃っています。基礎から応用まで、新しい技術のフォロー体制も万全。将来も市場価値のある人材になってもらえるよう、技術力はもちろん、ビジネススキルが身に付く教育研修も好評です。

VSNとの将来性比較

案件とのマッチングを優先する派遣会社では、その業務が終了してしまった場合のリスクがあるようです。なかなか次の業務にアサインされず待機期間が長引くことや、時には退職せざるをえないこともあると聞きます。

VSNは、長期的な視点でエンジニアのキャリアを考えていますので、人物本位の採用を行っており、案件ありきの採用はしていません。エンジニアとして長く活躍していただきたいため、キャリアパスを重視したプロジェクトのアサインを考慮しており、一つのプロジェクトが終了したからと言って、退職を促すようなことはありません。エンジニアとして長期的なキャリアを積んでいくことができます。

現場への配属後も、チームリーダーや営業担当との面談を定期的に行っていますので、やりたい仕事の希望を出したり、キャリアパスについての相談がしやすい環境です。一人で悩みを抱えてしまうことがないよう、会社としてもエンジニアをしっかりサポートしています。

VSNで活躍できるフィールド

設計経験者の方は、大手メーカーを中心に、より完成品に近い現場でプロジェクトに携われます。しかも製品開発の構想段階から関わるような上流工程で活躍するチャンスがあります。また、若手社員が多いVSNでは後進の育成・マネジメントなどにも力を発揮していただけます。若手の方や設計以外の業務に携わっていた方でも当社独自の研修を受けて設計業務にキャリアアップすることが可能です。

他の派遣会社では社内組織上、営業の力が強く、エンジニアの意向が反映されにくい環境だと話を伺うことが少なくありません。VSNでは、エンジニアの上司はエンジニアであり、営業が上司となることはありません。営業とエンジニアが一体となって、VSNとしてお客様にどのようなソリューションや価値を提供できるかを考えています。エンジニアがやりたいと思える設計業務や、スキルアップできるプロジェクトを重点的に受注するようにしていますので、エンジニアの活躍フィールドは大きく広がっていると思います。

メカトロニクス・エレクトロニクスエンジニアからのよくある質問

待機中の給与はどうなりますか?

待機中であっても、基本給・諸手当はそのまま支給いたします。実力のある社員には、その実力に見合った給料をお支払いしています。たとえ、お客様先の都合でプロジェクトが終了したとしても、技術レベルに応じた給与をお支払いしますので、安心して働いていただけます。

リーマンショックの時は、貴社はリストラなどされたのでしょうか?

リストラは行っておりません。
当社はグループ理念に掲げておりますとおり、社員を会社の財産と考えております。社員の雇用を守るため、公的な支援もいただきながら営業活動に注力して、業績回復のために最善を尽くしておりました。現在では、9割以上の派遣率を保っており、売上、利益ともに順調に成長しております。もちろん、待機になったからと言って解雇するようなことはありません。

どんな製品を扱う会社が多いですか?

昨今では、自動車などの輸送機器や、最近では航空・宇宙関連のプロジェクトが多く、好調です。例えば、EPS(電動パワーステアリング)の機械設計や宇宙防衛機器の設計、EV及びHV車用車載電池開発などがあります。その他にも、産業機器業界では半導体製造装置の開発、OA・家電業界では複合機の駆動ユニットの設計、空調機器のインバータの開発など多岐に亘ります。お客様は大手の優良メーカーで、エンジニアにとって魅力的なプロジェクトに就いていただけます。

単独で(一人で)派遣されることが多いのでしょうか。

現在、経営ビジョンの一つとして、「バリューチェーン・イノベーターとなり、サービスを革新する」というテーマを掲げております。これはお客様のQCDの向上に貢献するため、現場での問題発見・解決を通じて技術+αの付加価値を提供しようというものです。そのような新しいサービスを提供する上で、現場のエンジニアが一人ではなく、チームとして取り組むことによって、この大きなテーマを実行していこうと考えています。ですから、基本的にプロジェクトへはVSNの社員とチームをなして取り組むことがほとんどです。

内定前にプロジェクトが決まらないのですか?
派遣先ありきの採用は行っておりませんので、内定前にプロジェクトが決まることはありません。反対に、プロジェクトが決まらなければ、採用をしない、という事もありません。ただし、面接の際にはできるだけ具体的なイメージをお伝えするようにしております。もちろん、入社後は就業先が決まるまで、しっかりとフォローさせていただきます。

メーカー、派遣会社からVSNに転職したメカトロニクス・エレクトロニクスエンジニアの活躍事例

メーカーからVSNへ

男性
  • 前職企業:医療用無線通信器を手掛ける中小規模のメーカー
  • 前職の経験:仕様打ち合わせ~構造設計、詳細設計、評価。
  • 主な転職理由:給与不満(業績悪化により月給を満額払ってもらえない)、機構設計をやりたい。
    今環境を変えなければ、やりたい設計をできないと思った。
  • VSN入社後のプロジェクト:自動車部品を手掛ける大手自動車メーカーで、エンジンの開発業務を担当。前職での機械設計の経験を活かしたステップアップができ、それに伴い給与も上がった。

メーカーからVSNへ

男性
  • 前職企業:大手自動車部品メーカー
  • 前職の経験:自動車部品の構想設計から量産、評価まで一連の設計プロセスを経験。
  • 主な転職理由:管理業務への異動をきっかけに、設計業務に長く携わっていける会社で働きたいと思った。また、設計者としての技術の幅を広げたい。
  • VSN入社後のプロジェクト:大手自動車部品メーカーにて、自動車用シートの構造設計を担当。

メーカーからVSNへ

女性
  • 前職企業:ソフトハウス
  • 前職の経験:家電製品のファーム開発。
  • 主な転職理由:2次請けの開発を担当していたが、より大きなプロジェクトに直接的に関わりたかった。
  • VSN入社後のプロジェクト:大手自動車部品メーカーでESPの組込みソフトウェアの開発及び、テスト。

派遣会社からからVSNへ

女性
  • 前職企業:技術系アウトソーシング
  • 前職の経験:航空機の構造強度解析。
  • 主な転職理由:様々な製品の解析に携わりたい。
  • VSN入社後のプロジェクト:自動車車体メーカーで、車体の安全性に関わる解析、設計などを担当。

派遣会社からVSNへ

男性
  • 前職企業:アウトソーシングより、自動車メーカーに派遣
  • 前職の経験:自動車メーカーにて、初期構想からL/Oまでの全開発工程に携わる。
  • 主な転職理由:技術に一定の自信を持っていたが、横並びの評価であることに不満を感じていた。
    経営方針に不安を抱えていた。
  • VSN入社後のプロジェクト:大手自動車車体メーカーにて、内装部品の設計。VSNでは経営との距離が近く、自分の意見を率直につたえることができ、それによって影響力ももてると感じている。

派遣会社からVSNへ

男性
  • 前職企業:自動車メーカーの子会社(アウトソーシング)
  • 前職の経験:エンジン関連の設計。
  • 主な転職理由:エンジンの設計に関わることはできても、方針により子会社社員は主要部品の設計に関わることができず、このままではコアスキルの習得ができないと判断して転職を決意。
  • VSN入社後のプロジェクト:自動車メーカーで、エアクリーナー部分の必要機能や仕様を決め、製品化する業務。

派遣会社からVSNへ

男性
  • 前職企業:組込系の開発・評価を手掛ける派遣・請負の会社
  • 前職の経験:デジタルカメラの組込系の開発。
  • 主な転職理由:年収が上がらない。評価制度が明確でなく将来が描けない。
  • VSN入社後のプロジェクト:前職同様デジタルカメラの組込系の開発。VSNの評価により年収アップを実現。

派遣会社からVSNへ

男性
  • 前職企業:1社目:大手技術者派遣
    2社目:WEBデザインの会社(契約社員)
    3社目:中小の技術者派遣
  • 前職の経験:1社目では液晶ディスプレイの会社で開発補助。
    3社目は入社と同時に待機になり数か月で解雇。
  • 主な転職理由:基礎から回路設計の技術が身に付けられ、長くエンジニアとして活躍できる会社で働きたい。
  • VSN入社後のプロジェクト:3カ月の技術研修後、大手電子部品メーカーで自動車電装部品の開発評価を担当し、回路設計のエンジニアを目指している。